2月19日(火) 歩幅90センチ・
測量してきました。
本当は測量会社が実施、私は立ち会いのはずだったが延期。
もう待っていられない、自力で概略測定。

よりによって今日は強風、みぞれの最悪の天気。
とにかくデカイ敷地。変形、800坪程だろうか。
幅員20Mの道路や、電柱、標識、水路等々チェック項目は多いが、何せ一人だ。
用紙はビショビショ、寒くて仕方ない。
よって途中から、歩幅測定に変更。
雪道に残った大股の自分の歩幅を計る。
一歩90センチ。

大通り沿いをイチ、ニー、サン、シーと数えながら、めいっぱいの大股で歩いてました。
アヤシイヤツ・・・・

2月18日(月) 豚舎
3週間前のコラムに登場の高校の同級生。
今度は向こうが助けてくれとやって来た。
社内の福祉施設の企画。彼ら現場監督の面々が基本設計しているという。
シカシ外観がイマイチ・・。
専務には小学校、事務員さんには豚舎と酷評されているらしい。

アドバイスとアイディアを・・とのお願い。それもイマスグ・・。
安易な能力の安請け合いはしたくないが、専業の実力を目の前で見てもらう良い機会。

トレペを取り出し、サインペンでフリーハンドにて一気に描きあげる。着色も・・
所要時間10分。一発勝負。

わずか10分だったが、どうやら途方もない集中をしたようだ。
6時間たった今でも息が切れ、力が入らない。

ワカッテクレタカナ?

2月17日(日) よいではございませぬかー
本日NHK大河ドラマのラストシーンの一言。
今年の一週間の区切りは、この番組になりそう。

去年秋、金沢へ行っている。
車で一泊で行ける建築の楽しめるところ。
となると、そのあたりが限界。
繊細な、やわらかなイメージの街。
茶屋町を訪ね探索。
こまやかな、格子の町並み。
おいしいお茶でした。

2月16日(土) 週末の掃除
ほんのちょっと、TOPページ変更。
プロジェクト、模型画像公開などと検索サービスで紹介されているので、手当たり次第に公開。

1年ほど動きのないPJ
勝手にでっち上げたPJ
依頼されて3週間でゴミになったPJ
依頼されて3週間で設計完了したPJ
余りのローコストに前途多難なPJ
いよいよスタートのPJ

ローコストのPJに限って設計期間が短く、図面も無いうちから高精度の内訳を要求される。
全くシンドイ。やっぱり、やめたとなるのが怖くおちおち先に進めないのだが・・。
2件程抱えているが、一気に終わらせてしまおう。
高校の同級生、ママさん設計士の小枝ちゃんに助っ人、依頼。

PROJECT・・・模型から本物へ・・・・

2月15日(金) 製図マシーン
今日は事務所にこもり、1日製図機械してました。
だんだん次作のことで頭が占領されはじめている。
とにかく考える時間がほしいので・・。
方針確定の案件は機械になりきり、ひたすら入力、作図。
よって今日は感情のナイ、オノデラ、でした。
そして今、オーバーヒートしました。

もうだめ・・。

2月14日(木) 対向車
車を運転中・・・
あっ、あれは**さんの車だ。
当方、純国産車だが、色がヘンなのでとにかく目立つ。
向こうも気づいた模様。
もしかして・・・
あうんの呼吸か、互いにUターンし近くの雑木林で合流。
ここが、これから互いに知恵を出し合い、建物を創っていく舞台である。
トランクからジャンパーと長靴を出し、敷地を歩く。
イメージをふくらます。
目の前に広がる庄内平野、とても素敵な敷地なのだ。

このプロジェクト、とても多くのテーマをもっているが・・
まだキャンパスはまっ白。
一本一本の線を探し、描いていきましょう。

2月13日(水) 平行定規
最近、手書きが多い。
製図板A2とA1、2台も使っている。
最終的にはCADだが、立面図だけは製図板にて一回作図する。
平面図はCADでの思考、抵抗ないが、立面図は
前後、立体感、陰影表現が無いと自分自身イメージが進展しない。三次元入力すれば良いのだろうが、もう操作忘れてしまった。
要は時間がないから、小手先の表現テクニックでその場をしのぎ、逃げ切っているのが実状。

せっかく身につけた、これも職人技、サビつかせるのはモッタイナイ。

2月12日(火) ブリキの風景
もう春かなと思わせる陽気だったのに、急に冬が戻ってきた。
でも今年は随分おとなしいじゃないか。

風景が見えなくなっている。邪魔者はメッキの防風防雪柵。
実に醜い。
地吹雪に苦しめられる庄内人にとっては、アリガタイモノなのは確か。
コウキョウジギョウよろしく、あっという間にブリキの並木ができた。

造る陰に失われている物の大きさを忘れているのでは。
同じ造るなら、緑の並木になぜならない。

視点を変えよう。

2月11日(月) 軸線
書店で庄内の地形図を買い、壁に貼ってみた。
フーン、鳥海山て家から真北じゃなかったんだ。(結構北東にずれている)
私にとっては、真北は鳥海山、真東は羽黒山、真西は日本海なのだ。
通学路は2キロ以上の直線道路。田圃ばかり、ほかに何にもない。
ただ、真正面には鳥海山がそびえている。
鳥海山に向かって歩く。それが記憶。

わが家の北側には大きな窓がある。
開けることも、近づくこともできない大きな窓だ。
額縁となったその大きな窓には、いつも・・・

チョウカイザン

2月10日(日) 構想30分
以前も登場のせっかちな人、小さなアパートの計画だが話を聞いてまだ2週間、せかされダメモトで出した構想30分、作図2時間のチョット変わった計画案。税込み27万円/坪。絶対無理かと思ったが、下見積もり取ったら収まってしまった。厳しいのは明らか、直営工事とし、マネジメントを当方が行う。せっかちな人らしく、竣工を2ヶ月後に決めてしまった(まだ確認申請もしてないのに・・)こんなに簡単に決めてほんとにいいのかな。周囲と同じようなアパートにしてくれと言われたら、この仕事降りるつもりでいたが、期待に応えょう。
図面の期限はアシタ・・・。
ソレハ・・・・ムリデス。
2月9日(土) ホーム
あなたはこのインターネット接続ソフトのホームにどこのホームページを設定してますか。
わたしは朝日新聞のasahi.comです。
なぜかって?
繰り返しばかりの日々ってイヤなんです。
NEWSって次から次へと発信されるでしょう。
接続するたびに内容が変わってる。

自身のホームページ、もうじき4ヶ月になる。
毎日書くつもりが無いから、みっかぼうずというタイトルのコラムにしたが、せっかくアクセスしてくれた方に同じ画面を見せるのは申し訳無いと、最近は無理して書いてます。
いや、書くのを怠けてると思われるのがイヤで、ミエハッテルノカモ。

2月7日(木) ヤラレタ
とある顧客宅訪問。テーブル、椅子、照明、収納箪笥等じつに素材感あふれ、個性的、統一感のあるステキナ住まい方をしていらしゃった。工夫とセンスなんだが、なかなかできることではない。

実は私は、オーディションを受ける身。結果はさておき、私は顧客宅を訪れたとき、設計の手がかり、相手の嗜好の手がかりとしていつも、家具のデザイン、素材、塗装の色、艶、そして出していただく湯飲みのデザイン、質感に注目するのだが、本日は、いずれも逆に自分があこがれるようなセンスの物。

ヤラレタ・・・

2月6日(水) ブー・フー・ウーPROJECT
これ、ずーっと温めていた計画。
三匹の子豚のはなし。
自分の建築原風景には、小さな頃に好きでよく見たこの童話がある。
(もう一つタイトル不明だが何とか探し出したいものも有る)

ワラの建築・・わが家の親父は農業文化の保存として藁文化なる活動をしている。近年は暴走し始め、ヤギ、ポニーまで飼い始め、国道沿いにワラを使った牧場まで作り、泥んこ祭りまで始めた。しかしシロウトの安普請、風景を壊し始めている。ここでワラとドロを使った建築、造形、セルフビルドを提案してみよう。

木の建築・・なぜか東京の設計事務所にいたときの方が木造の様々な建築を設計する機会が多かった。大好きな素材だし、大工の技の世界にはいつも脱帽。今、木を用いた新たな可能性を示さなければとの危機感を感じる。その役目は建築家にあると思う。庄内に腰を据えたら、何か出来そうな気がしてきた。

レンガの建築・・日本ではなじみが薄い素材だが、私が在籍した大宇根建築設計事務所は、外壁に煉瓦ブロックを積んだ外断熱工法にて全て建物をつくる。最近誰もが言う、100年もつ建物などということは、設立当時からの宣言であった。この土〜焼き物への素材のすばらしさを山形の地で少しでも紹介、ひろめたい。

いずれも、自然素材、こだわっていきたい。

トリアエズ センゲン