6月11日(火) へなちょこライダー

9日のコラムHONDA/V
T250懐かしいとの声
大学同期、山梨県の矢崎フルーツ園矢崎君よりはいる。
書いてる自分もなつかしく仕方なかった。
バイクは10数年前に処分したがヘルメットだけは思い出として取ってあったはず・・
物置を探す・・・。ありました。磨いてあげるか・・。
「海の見える家」の友人Tもそうだが、「SA・PJ」のクライアントS氏も
思い出として自宅居間にヘルメットがあった。
双方の家づくりの要望に共通の感性を感じてたんです。
そのキーワードは「バイク」
これ、ライダーにしか解らない、体で感じたフィーリング、価値観、経験ってあるんです。
住まいの嗜好にも自然と表れてると感じるんです。

革靴履いて、ネクタイ締めるようになってからというもの、全く乗ってないな。
クーラー効かせて快適ドライブな、今・・・・忘れちまったのかな
へなちょこライダーの。あの感動。

6月10日(月) 色決め
県内某所に建設中の小さな工場の定例会議。
外壁・屋根・サッシ等のクライアントの選定の色が報告される。
残念ながらこの作業は、設計の私には口出しが許されてない。
外観デザインはもとより、プランニングに至まで、設計時に色のイメージは
当方は確定しているのだが・・・色決めなら誰でもできると皆思うのだろう・・
超ローコスト物件。
唯一の切り札が色の選択と思っていたが・・
屋根・・ミドリ。笠木・・アオ。壁・・シルバー。サッシ・・ブラウン。
・・・だそうです。
みすみす切り札を捨ててしまったな。
クライアントの自己責任です。

6月9日(日) HONDA /VT250
ここのところ、このコラムめっきり穴だらけ。
とても興味深い案件の依頼もあるが、ヨロズ屋な設計屋としては、こまごま何でもやってるわけだ。
設計3日だの半年だの1年だの、さまざま。いつの間にか幻なんてのもザラ。
このコラムもその日の出来事を書けば楽なのだが、顧客は皆このコラム結構見ている様子。
他の案件の事柄を書くと、自身の設計が軽んじられてると誤解されては・・・
少々遠慮の気持ちであった。
でも考えすぎると、書ける題材が限られる。というわけで、
素の自己表現、家づくりの情報提供としてあえて気にせず公表することを宣言します。

昨日午後は、project name 「海の見える家」
事務所で打ち合わせするが、結局、景色を確認するため湯野浜海岸へ・・
敷地候補は4カ所。
その1・契約寸前だったらしいが、昨年、目の前に住宅が建ち・・・バツ
その2・眺めはベスト。某企業所有地の切り売りをねらうが難しいかも・・・バツ
その3・価格はマル。酒田までの海岸線がホテルが邪魔し見えない・・・バツ
その4・3階建にて何とか希望の眺望獲得できそう・・・マル
いつも砂の山を登り、ウロチョロする男ども、どうみても不審者だが・・
彼は数え切れないぐらい訪れたんだろう・・近所のおばちゃんが気さくに話掛けてくる。
いつまでも夢じゃだめだから、4番目の敷地で具体化することに・・

ところで彼は昨日オートバイでやってきた。
HONDA /
VT250・・・・懐かしいよ。オレも初期型で全国旅したよ。

6月6日(木) 風はどっちだ
今の季節は心地よい風が吹き、とてもすごしやすい。
設計においては風通しにはとても比重を置く。
できれば冷房ナシの環境を出来るだけ探る。
高気密高断熱ばかりに目を奪われるのはナンセンス・・・
それにしても風通しのイイ、プランニング・・ムズカシイ。
機能的・コスト・生活様式との複雑なパズル、迷路に迷い込んでしまう。
最近では方角(日当たり)より風向きが気になって仕方ない。
それに、それぞれの地形にて風向きは相当異なる。
余目町での現場、当然北西の風と思いきや、冬から春はいつもダシの風(南東)
着工してから発覚。全くの逆。

6月5日(水) 「左官」が今 熱い
本日の朝日新聞文化総合面の記事。
昨今の建設現場においてはクロス等の乾式施工が主流となり、左官工事は減少の一途と
嘆きの声が聞こえるが・・
実は今、注目が集まっている。
建築系雑誌での特集記事はここ数ヶ月連続している。
ひそかにブームは起きている。健康・自然志向・癒し・触感・・・
様々な理由はあろうが、単なるブームで終わらせてはならない。

左官の世界って文化だと思うんです。
ちなにに記事に登場のワークショップ「つちのこ」おすすめです。
わたしもチョット考えてます。

6月3日(月) 台無し
毎週月曜午前は内陸地方某現場の定例会議、たとえ30分で終わろうが往復4時間の運転。
私としては目標喪失してしまったのか、宿題は運転しながらスケッチ、計算機を叩く始末。
蛇行運転危険です。あと2ヶ月のガマン。
高速道路で寒河江市にて今月開催の緑化フェアーの会場脇を走る。
数週間まで緑一つ無かった赤茶色の大地が業者の手により、あっという間に緑に染まってきた。
毎週その変化を通りすがりに見てきたが・・・所詮、公共工事の姿・・・
ところでここには中心施設として内藤廣氏設計の花みどり創造館なるガラスの温室が有るが
本日、高速からチラリと見ると、ガラスの壁面にデカデカと張り紙がイッパイ貼ってある・・
まるで学園祭の看板
アリャー、ヤッチャッタワネーというカンジ。
内藤氏の意図するはずも無し、せっかくの建物、ガラスが台無し・・

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