1月8日(水) ホットコーヒー2つ
本日の打ち合わせ用の図面、徹夜体制で臨むが朝方、力尽き机の下で爆睡。
正式図間に合わず。失礼承知でエスキーススケッチの束、持参で打ち合わせに向かう。
喫茶店にて図面をバサッと広げるが・・・あまりにキタナイ図面。
正月返上して悩みに悩んだ、無数に重なり合った線の数々。
一般の方にはイタズラ書きにしか見えなかったでしょうな。
ふと見れば片隅には、思いつきをメモした他案件のスケッチまで描いてある。
新年早々いっぱいいっぱいの一日。以上
1月7日(火) ジャンボ
「宝くじ当たったら設計頼むから・・・」よくいただくアリガタイ?お言葉。
住宅建てるのは大金必要、当たればいいが、設計料なんてそもそも端数。ナンカ話がおかしい。
ところで年末ジャンボ、おふくろが一等と400番違いと騒いでる・・・今度は500枚買っとけば。
親戚宅では一等と6番違いがあったらしい・・・これは、スゴイというよりムゴイデスネ。
鶴岡の某売り場だそうで、おふくろはサマーに向け、気合い十分。
はかない夢ですな。
1月6日(月) 猿の谷渡り
矢崎フルーツ園さま、そちら山梨には猿橋があったんえすね。日本三奇橋っていうんですか。
気になって
調べてしまいました。岩国の錦帯橋、大月の猿橋、木曽の桟橋。
ところで猿橋、以前、富士吉田市の某鉄骨工場に製品検査行った際、「猿橋は当社で施工しました。
今のは鉄骨を木で包んだとものです・・」と聞いた覚えあり。そうなんでしょうか?いささか残念。
新入社員当時に設計に参加した、甲府の芸術の森公園。設計チーム内でサルハシと呼ばれてる橋が
ありましたが、今頃になって山梨の名所であること、その構造、理解しました。
1月5日(日) 小学生に学ぶ構造力学
NHKの「課外授業ようこそ先輩」本日は錦帯橋で有名な岩国の橋大工の棟梁の課外授業。
割り箸を使った小学生による橋梁模型。子供達の提案、見事に構造的思考になっている。
筋交い補強なんて小学生にやられるとオジサン達はドキッとします。
単純な工作ではない。大学の構造デザインの課題と同レベル。提出物の結果はそれ以上かも。
子供達の創造性に驚くとともに、模型から「やればできる!本物の橋を架けよう」と実物施工への
プロセス、同業者気分で真剣に拝見。
それに、小学生でも、男の子でも、女の子でも、ヘルメット姿は似合うよ。ガテンな番組でした。
1月4日(土) 長靴
仕事場から家までは、わずか5メートル。
今日もサンダル履いて仕事場入り。
そろそろ晩ご飯なんだが、大雪のようです、気がつけば雪が膝まで積もってます。
さて、どうやって戻ろうか・・・以上・・・と、思ったが追加。
雪・風・雨どれも半端じゃない降り方、吹き方するこの庄内。設計の一番の悩みはやはり風。
雪も雨も横から降る。雪なんていくら降ってもかまわない、せめて風させなければ・・・・。
設計予定の敷地、猛吹雪の日、選んで状況確認。
もひとつ追加、安藤忠雄氏の青森芸術センター、アーチ型アーケード、あれ除雪車通れるのかな?
冬場の設計作業こんなことばかり気に掛かる。
1月3日(金) 無題
各種建築雑誌新年号、今年も主役はスーパーゼネコン5社と森ビル、三菱地所なのか?
毎月毎月超高層ビルばかり。2003年問題とやらがあるらしいが、いったいどうなっているのか
当分これらの分野しか話題無さそうだが、方向性としてはスーパーゼネコン設計部が主役の時代
となるでしょう。あらゆる分野の建物についてです、優れているかどうかはわかりませんが・・。
それとプロフェッサーアーキテクトのプチ台頭。ここ数年大量に発生した、アトリエ系出身で大学に
教授として籍を置く建築家が、ローカルエリアにてその教育者としての肩書きをフルに生かし
作品を産み落としていくでしょう。育てていくかどうかはわかりませんが・・。
ハコモノ建築のメディア界はとってもせまーい世界ができそうな感じ。
住宅系は、はたして何が飛び出すか?ゲンキなのは間違いない。設計界若手のすざましいエネルギー
が集中するでしょう。
1月1日(水) BEGIN
紅白歌合戦、十数年ぶりに見た。BEGINの登場。
「平成名物TVいかすバンド天国」(いか天)に出てたのが89年。バブル上昇期。
建設ブームの荒波の中に放り込まれ、この状況オカシイと思いながらどさくさに紛れ、
経験の場数を踏んだ時代。あまりの多忙に癒しを求め1stアルバム購入したあの頃。思い出だが。

全てがリセット、振り出しに戻らざる得ない今のこの時代、イイ時代になったものだ、が本音。
守るモノのない世代としては、邪魔でしかない既存システム壊す手間が省けるのだ。

年頭に思いついた今年のキーワードです。そのココロは2003年12月31日のコラムにて明かします。
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