3月31日(月) 場所が悪い
設計中のSA-PJ。朝に地盤調査立ち会い。ついでにと、一人で地縄張りをする。
現場に落ちてる鉄パイプを地面に打ち込み、カラースプレーでマーキングしていく。
建物の輪郭をチェックしながら周囲の眺め、イメージなども再確認する。
軟弱地盤ズボズボ、鉄パイプは簡単に刺さる。
が、調子に乗り、手に持った缶スプレーを金づち代わりに打ち付けた途端・・・破裂・・・
・・・ペンキまみれ、それも股間のあたり・・・・撤収、退散。
3月30日(日) 今、MacとWinの最新OSは何なの?
昨日は書かなかったんだな。年度末か、仕事以外の会合などに引っ張り出され週末ももう終わり。
本日電気外注データ届くがファイル開かず大騒ぎ。どうやら手持ちのCADソフトもバージョンアップ
しないと最新データは読めないみたい。一年ぶりぐらいにDOS−V機立ち上げAutoCad経由で古いdxf
ファイル形式に作成。これまた一年ぶりぐらいにMOやZIPつなぎ合わせMac→Dos-vなんて面倒な
ファイル移動。切羽詰まった時に限ってこんなもんだよ。最近興味なく機械オンチに逆戻り。
3月28日(金) 時代逆行プロジェクト

午前「石場石の家」地鎮祭。強風、豪雨の天候だが晴れ間の瞬間をぬって強行。激・寒かったー。
庶務担当の当方は神主さんの送迎係り。大工の若い衆は祭壇が飛ばぬように重し代わり。
地祭り終了後、施主のTさんに誘われ鶴岡市内で昼食。蔵を改造したお店。
なるほど・・・Tさん散々迷ってる天井の仕上げ・・・・こうしたいのね、暗黙了解。
夜は工事関係者もそろっての顔合わせ会。ここでも当方庶務担当の幹事役。
2次会は大工さん加工場にて深夜の材料検査。30尺の長物、太鼓落としの梁等々が搬入されてる。
(通常の住宅の3倍の木材ボリューム使用だが総工事費は坪単価43万)
「石場石の家」今後も紹介していくが、伝統的工法の再現、実証、伝承、挑戦、発信を職人からも
するべき、というのが設計としてのテーマ。職人以上にこだわり持たれたTさんの希望を叶えると共に、
当地の木造の在り方に一石投じる。施主、設計、大工共に変わり者を自認。時代逆行プロジェクト。

当方は設計としてこれらに特化するつもりはないが、施主、職人の目指すものの意義がとても理解できた。
でもそれを叶える仕組み、価値観が消えかけ、実現できてないのが実状。
幅広く全体を見渡すのが設計の能力。だからできること、やるべきこと・・・いろいろ見えてくるので・・・。
3月27日(木) 工夫試行

設計図は工事のためのもの?契約のためのもの?施主への説明のためのもの?
プロ向けとシロウト向けをなんとか両立させたい。某案件は試しに全室透視図作成。
これに寸法、仕様書き込み設計図とする。(展開図を除き通常の図面も一応あるが)
手描きなのは時間短縮、当方の都合だが、要所の情報操作には手描きの方が適切に対応できる。
図法に則らずカンでの作図だが、自身のスケール感を図化するのは緊張もの。どうも広く描きがち。
ペン描きなので修正液で消せる範囲の変更であってほしいが・・・・描き直しなんだよな・・・
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