9月28日(金) 秋桜
午後から所用で仙台へ。高速を使わず一般道を走る。東根より関山峠へ向かうと路肩にコスモスが綺麗に咲いている。ふと、秋という言葉が頭に浮かぶ。さっさと用を済まし、さてどうやって帰ろうか、太平洋側から我が日本海側へ。高速道路は時間的には相当短縮できるが、意外な発見は無くいつも無駄を感じる。時間が許せば一般道を観察しながら走りたいものだ。というわけで、今日は仙台〜中新田〜岩出山〜新庄〜藤島150kmのルートにする。途中いつものように気になる建物を軽く見て回る。夕暮れ近い5時頃鳴子温泉にさしかかる。確か・・・鳴子には石山修武氏設計の公衆浴場があったはず、ハンドルをきり温泉街のメインストリートにはいる。
(石山氏の代表作、伊豆長八美術館は私の学生時代に出来た話題作だ。温暖な西伊豆気候、風景とともに気に入り5,6回は訪れている。そして今私がお気に入りなのが、早稲田大学石山修武研究室のホームページなのです。建築コストの解体、オーナーの自力施工等、私も共感している内容ですし、何より、石山氏の言葉は非常に分かり易いです。一読を薦めます。)
金曜夕方だが通りには人通りが全くない、はっぴを着た客引きの人達と顔を合わすのがちょっとつらい、キョロキョロしていると声をかけられそうだ。確か黄色の建物なはず、正面だけを見てすすむ。一風変わった書体の看板「早稲田桟敷」が現れる、矢印に従う、それまでグレーとしか見えなかった町並みに突然鮮やかな黄色の壁が現れた、TV、雑誌で見たときにはいやらしさを感じたのだが、実際はなぜかほっとさせられる、暖かさ、そこだけ元気があるんだ。
10年以上前西伊豆をツーリング中見た松崎町の町並み、眼下に広がる町中の屋根は石山の手により真っ黄色に染められていた。思わず笑いがこみ上げる、あの時と同じ感動だった。
9月27日(木) 初日
ホームページ作成開始して早2週間経過、やっとコラムの項目まで到達。
とは言っても全体構成の構築と画像データの配置までである。こんなにてこずるとは。6年前CADの習得に2週間、1年前CG習得に2週間、いつもこの程度はかかっていたな。
参考書を買い込み独学に徹するいつものパターン。
何とか自力でと意地になっている。あれこれイメージはあるが何せ操作がわからない。でも、もうタイムリミット。何とか10月1日には公開しよう。