5月10日(金) A1青焼き神話
プロッターが壊れている。修理代が高すぎて直すのをやめた。
だからA1A2サイズの図面は書かない。そもそも青焼き機械をもってない。
設計図はA3サイズ、コピー紙と割り切ってる。
手書きからCADへの移行。
鉛筆の線より細く、汚い手書き文字に代わり活字となりどんな小さな文字でも書ける。
図面内容はそのまま。同じ情報量が半分のサイズの紙に表現できる。
設計の特権の象徴が一般には無縁のA1サイズなどの大型用紙、そして青焼きという
これまた一般じゃない印刷方法。これは専門性の象徴的商品。
設計に対する知的理解は無くても、大きい図面、分厚い、重たい製本を提出することで
その価値を見せつけていた。(中身より、厚み、枚数で勝負というのも良くあること)
現場始まれば手軽なA3縮小版しか見ない。
再びA1見るのは竣工図のとき。
コンビニでも誰でも手軽にコピー出来るようにとA3サイズにしてるが、成果品としての
ボリュームがなく、何とも寂しい。
情報伝達の媒体だから支障はないのだが、設計しましたよーのアピールに欠ける。
・・・そんなのどーでもイイカ。
本日A3サイズプリンターが壊れた。A4サイズプリンターだけが残った。
いくらなんでもこれでは仕事にならない。
あわてて家電量販店に走りA3レーザーを注文。
設計屋の商売道具、今じゃそこらの電気屋で揃うんだものね。
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