7月31日(木) ひにく
毎月発行の建築士会鶴岡・田川支部のたより、CPD(継続能力開発)の各自の取得単位数が公表されている。
なんだ皆登録申請してるんですね。こんなにいるとは思いもしなかった。法規の講習会等は毎回満員らしいが
ワークショップなんかの手間の掛かる委員会には毎回同じ顔ぶれ、少数しか参加しないのに・・・。
当方単位取得の登録申請すらしていないのでいくら建築士会活動してもポイントゲットにならないわけだ。
みなさん点数を意識するのでしょうね、まあこういう状勢見えるととっても冷める・・・あまのじゃくだから。
来月号はど〜んと登録者増えるんでしょうな。
書いてあった{今後CPD単位取得が建築士としての実績の確認、証明になる制度です}だって・・いらないよ。
7月30日(水) 脱出法

仕事ほっぽって仕事場の掃除と模様替え。
知ってる人は知ってる・・・・・スランプになるとこんなことやりはじめるってこと。
7月29日(火) 同い年な午前
朝一番、当方に確認申請手続き依頼していた大工のT君来所。打ち合わせ。
その後、honami-PJクライアント奥様来所。打ち合わせ。
途中、助っ人koedaT君の確認許可下りたので市役所から通知書受け取り来所。
午前中の来所者は何故かみんな、鶴岡一中昭和55年卒なのだ。
ついでにさっきおりた確認済証の交付者も同じだ。奇妙なくらい偶然な日。狭い世間。
おっと当方は藤島中昭和55年卒です。
午後は現場監理。
7月28日(月) フリーハンド
....
YシャツじゃなくTシャツ姿で現場な一日。
最近描いたイメージスケッチUPにて本日は失礼。愛用はゼブラ油性マッキー極細。
7月27日(日) 窓
夕暮れの庄内平野・・我が家から
快晴、空気が澄みわたり気持ちがいい日だ。
午後誰もいない現場に行き・・・いつもの考え事。
青空、田圃、山々の木々の緑が美しく見える・・・窓で切り抜かれた風景の確認。開口位置OK。
7月26日(土) 本年初脱出山形
建築家協会勉強会に福島県二本松まで大雨のなか往復。疲れました・・・続きはあした。↓

地震、また震源宮城らしいが高速封鎖なってないようなので出発。高速にて山形市通過中に3月に設計した
某案件現場が見える。一旦高速降りチラッと走りながら見る。監理は契約外、外壁角波からタイル柄のサイ
ディングに変わるらしい。トホホだが割り切るしか無い。S-CLより先行し設計完了させ工事費の状況、値
引き具合を探ったわけだが、結果S-CLは強気に攻め、顧客にとっては大変なお買い得となったのだから、
この案件に関わったことヨシとしよう。設計が監理を担当しない建物はどうなるか・・・

東北道はもの凄い雨。昼前に会場着。槇事務所設計の建物だがそのディティール、空間等もすぐさま模倣され
一般化してしまうからか、すんなり受け入れられてしまう。住宅ばかりの設計になってからというものこの手
の建物への関心無くなっているコトに気づく。
エントランスで東京時代の同僚Kanayamaさんと合流。OM研究所の面々紹介され一緒に昼食。
会場:福島県男女共生センター 
テーマ“健康な建築「環境」をデザインする。” 

セッション_1 対談                       
奥村昭雄氏(建築家・東京芸術大学名誉教授・OMソーラーシステムの考案者)
野沢正光氏(建築家・JIA環境部会長・JIA環境行動委員・野沢正光建築工房)

セッション_2 パネルディスカッション 
増田一眞氏(建築構造家・架構学、伝統木構の研究・増田建築構造事務所)
小野一男氏(林業家)
佐川広興氏(協和木材(株)代表取締役)


増田氏には今週月曜に 「石場石の家」現場見ていただいたばかり、縁がある。本日披露したいとの依頼に施工
写真OHPにして当方持参。本日一番の収穫は増田氏の「こんなバカな話は無い・・・」との木造基準法の
壁量規定への批判の声。ごもっとも、その自信に満ちた発言に明らかに会場が反応・・・・木造に深く関わる
田舎の設計者には判るが、構造種別としか木造考えないデザイン設計者にはその奥深さわからなかったかも。
このテクニカルアプローチ・・・・ナニカデキソウナキガスル。

今晩と明日の勉強会にJIA事務局側より参加求められるが・・・パス。デザイン批評会なんて興味無し。
駐車場に停めてあるJIA会員の車・・・ヨーロッパ車クーペが多い。こだわりか見栄かは知らないが・・・
俺はホンダだ。3×6サイズのベニヤ積むとき便利だぜ。

会場を離れKanayamaさんとインター近くのデニーズで積もるハナシ。
我々の経歴ってボスのおかげで設計業界では全国的に通用してしまうが・・・・・
いずれ自信もってボスと会いたいな・・・・・当方はそう思ってやってるよ。ニアミス避けてるよ。

7月24日(木) 大好き幕ノ内
午前I邸改築現場。クロス決めで難航の様子。アドバイス求められるが・・・嗜好違うのわかっているので
選び方のコツだけ伝授。積極的には選定せず。ご自由に。久し振りのコラム登場。再登場は?
午後はS−CL定例会議。そのまま移動、早めの到着。さて昼飯・・・打ち合わせ資料出来てないので現場脇の
コンビニにて調達、現場事務所で資料作成しながらの食事。床の上では監督Yクンいびきかきながら寝ている。
7月23日(水) 連呼
町議会議員選挙でとってもウルサクにぎやか・・・・・・冷ややかに聞いてる私の浮動票。

7月22日(火) 狭いねニッポン
第一回つるおか景観ワークショップ、本日は鶴岡市都市景観賞について。意外にも市民参加有りオモシロイ。
景観、まちなみ、建築、伝統、素材、文化、歴史、記憶・・小さな住宅一つの設計の際にも当然考えている。
顧客の個人的要求以上に大切にしている。建物は時間を経て町並みをつくる、造る過程には技術の文化がある。
それを意識するのは設計の役目。顧客の要求叶えつつ裏使命として秘めているつもり・・・。そんなこと顧客に
とっては余計なことであろうから・・・・・・話さないけど。

驚きの出来事。本日のワークショップ参加の内藤さんという女性、初対面だが当方のコト知っている。
「大学の知り合いに中野さんていません?」「エッ?浜松市に同期生がいますけど・・・」
彼女は浜松市のまちづくりにも関わってるらしい。当方、中野君のHP毎日見ているがそういえばまちづくりの
話題書いてあることもあったな。彼に当方の存在聞いたのか?どうしてこんなところで繋がるのか・・ビックリ

S−CL詳細図面あれば出来るだけそのように造ってくれるという。ナラバ・・というわけで1/2の詳細加工図
描きまくってます。本件大工、提案検討型ではなく受け身型だという、詳細な細工面倒でも施工図で指示したほ
うが彼らも結果的にラクだろう。CAD捨て手書きで量産な一日。
設計図にそこまでの詳細なかったコチラの責任。施工図屋致します。
7月21日(月) げつようび
今日は何の日で休みなんだ?カレンダーは赤文字だが、わからない。朝一番S−CL現場に電話・・いた。
現場に向かうが、対向車、建設関係者と思われる車が目に付く。いったい誰のための休日なんだろうか。

現場到着するなり「石場石・・」現場に呼ばれる。構造家の増田一眞氏が見学にやってくることになっていた。
慌てて戻る。剱持棟梁たちが以前から伝統工法の構造について増田氏の勉強会に参加しており、「石場石・」を
見ていただくために昨日仙台でのセミナー終了後から剱持家に滞在。「石場石・」では増田氏の提案を実証的に
採用しその効果に我々確信を得ていた。本日は山形大学の菊間教授も同伴。本件の伝統工法については全て剱持
棟梁にお任せなんだ。・・・予算は無いけど好きなだけ楽しんでもらってイイヨ。がこちらのスタンス。
その熱意、姿勢はわかっているいるので当方は監理においては、伝統工法独特の納まり、いかに骨組みを隠さぬ
原則、方向性を維持するか・・・顧客側との調整に徹する。これが役目。
増田氏いたく喜んでいらっしゃったらしい。施工写真を提供することに。

S−CL現場に戻り枠加工の指示図面作成。追いつけなかった、今日も・・・持ち帰り。
7月20日(日) 鉛筆削り

S-CL詳細指示図の作製。残り工期2ヶ月を切る。まってくれ。
息抜きにkattena PJのスタディー。その名の通り「勝手な計画」ボツ率100%だがオモシロイので。
このてのタッチでの描画はお楽しみモード・・・休日だもの。
7月19日(土) さてと
kattena PJ

7月18日-2(金) やっぱりヤル
ブチッときてしまったさきほどの会議。数時間前には無言のまま帰ってこようと思ったのに・・・。
行けば10月開催の住宅フェアの会議であった。建築士会、建設業、管工事、電気工事、設計事務所協会
の各面々が出席だが、どこの誰かも分からぬまま進行。
で、建築士会青年部では設計を広く知ってもらうための基本プラン作製・相談サービスの企画提案するが・・・
「設計がそんな簡単なものだと思われると困る・・」「設計のことは一般の人たちもよく知ってるよ・・・」
発言がベテラン建築士と思われる方から出る。最近の青年部のこれらの企画にベテラン連中からクレームあり
とは聞いていたが・・・・ナマで聞かされると・・・ブチッ
簡易なプランニング程度で建っちまうような設計をあの方達はやっているのか?何ビビってんのかね?困る?
プロフェッションな資格や立場、現状の維持に我々の世代は何も期待なんてしていないけどね。

・・・・というわけでこの企画やろうと思います。市民向けでもありますが・・・閉鎖業界、世代への逆噴射。

7月18日-1(金) てんびん
昨夜は建築士会関係のA会議。他の打ち合わせとうっかりブッキング。A会議はパス。
今晩は建築士会関係のB会議。これから行くが何で呼ばれたのかわかりません。
来週は建築士会関係のC会議。たった今連絡あったが、これまた事情よくわかりません。
同じ建築士会内部でいろんな活動あり。それは結構だがいずれもいつの間にか組み込まれている。
何でこんなにあるのか?・・・・・最優先はしないよ、自分の仕事打ち合わせ優先致します。
これは地元の活動も家庭内の役割もすべてそうしてます・・・・残念ながらピンで仕事してますので。

来週末は建築家協会の勉強会が福島で・・・東京時代の元同僚Kanayamaさんに誘われている。
これはなんとか足をのばそう。CPDの単位取得はいいとして・・・。
鎌倉の近代美術館のピロティでバッタリ会って以来ですな、会いましょ。
7月17日(木) The Essential
カーラジオで発売を聞き、たまらず買いに走る。シンディーローパーのベスト。
1st発売の1983年、当方にとっては建築の中で設計の道を見つけた瞬間に重なる曲かも。
設計が楽しく、嬉しくて仕方なかった。ベットの上しか製図板の置くことのできない学生寮の狭い
ボロ部屋でルームメイトのUmekiを起こさぬようにヘッドフォンで曲聴きながら課題の製作に励む。
以後、提出日は貫徹のお決まりのパターンが定着・・・・・そしていまだに。

さっきから聞きながら・・・記憶が20年前に戻り、とっても感傷的。
秋葉原の某レコード店でアルバム手にした瞬間まで思い出す。せっかくだ・・テツっちゃおうか。
7月16日(水) 探検隊
S−CL施工図チェック。トレースしながら新規に書き直す・・じゃないと頭に入らない。ようやく@の世界。
変更の為の原資求めて減額項目探すが・・・考えれば考えるホド・・・+の方向にいく・・・設計のSAGA。
設計図の中に金塊1Lなんてどっかに書いてなかったかな?・・・
こうなったら・・・工夫・アイディアで乗り切ろう・・・・・図面の中をさまよう。
7月15日(火) 在庫放出
honami-PJ 第一回ボツ案
とっくにボツになってるhonami-PJの第一案。模型製作用に描いたラフ立面図が散らかった机の上から
出てきた。スポットライトあててあげよう・・ぬり絵あそび。
「石場石・・」電気・設備、現場にて配管配線ルート指示。木材欠いてまで綺麗に納めるつもりは無い。
「S-CL」サッシュ発注リミット。悪あがき、見直しかけ指示書作ったら徹夜であった。もうあきらめる。
ちょっとイジリ過ぎたかな?FAXにて流す。・・・案の定夕方現場より呼び出し有り。メーカーと共に調整。
7月14日(月) ビーチサンダル
S−CLクライアントSさんと昼12時半打ち合わせ。現場は皆お昼寝中。お邪魔?じりじり暑い日差し。
二人ですぐ近くの湯野浜海岸へ・・・当建物の外壁の参考にと類似仕上げの施設を視察。日当たり、日影での
色の見え方を比較する。現場へ戻り塗装見本ずらりと並べ外壁塗装最終決定。
3時に友人Tと待ち合わせ。紆余曲折の敷地探し。これまた湯野浜海岸。高台から浜辺へ歩いておりる。
ついさっきSさんと来たばかりの同じ場所へたどり着く。仕事中、クライアントと一緒なので夏っぽくはない。
7月13日(日) 無
**ちゃんが半年前から路上生活のひとになっていた。地元を離れた同級生宅をボロボロの姿で訪れたという。
数年前から社会生活、労働意欲を放棄していた。駆けつけると優しいichikouが衣類食事の世話をやいていた。
幼なじみのhideも駆けつける。ちっちゃいころからずーっと彼のこと心配してくれていた・・・
もう面倒みきれないとの思いはあっても、会いに来たのだ。なっとうな仲間。
いろいろ複雑な事情有りなんだが・・・・・何も無いところからひとりで生きていくしかないんだよ。
今日、俺にできることは**ちゃんを送っていくこと・・・・今日は街のどこ・・・

7月12日(土) ダカラ・・・・無口
 
S-CL関連Yellow・Green実施設計終わらせねば。
7月11日(金) 本日のお絵描き
honami-PJ
7月10日(木) 青空見たい
午後S-CL現場定例会議。クライアントSさんの高所恐怖症発覚。当方よりそうとう重症。
帰りにI邸改築現場。いつになったら工事完了するかよめない・・・ズルズル。
石場石の家現場。誰もいない。大雨、勢いよく車で乗り付けスリップ。危うく建物に衝突・・・スンドメ。
夜は建築士会会議であったが、夕食後の休憩のつもりが目覚めれば筑紫クンが映ってる・・・スッポカシ。
7月09日(水) JIMI・DAITAN
じみーな1日。外出は手短に。
S-CLまだ頭に入りきらない図面有り。蛍光ペン片手に事務所にこもり図面とニラメッコ。
設計図通りに進めることの決断つかぬ迷いに迷う箇所続出。2回目の設計中ってところか
この作業で建物の質って決まり、数段上がる。・・・・現場には嫌われるけど・・・
7月08日(火) またあしたも来ます
S-CL
現場に着くと敷地を見下ろす坂道を歩いて上り、考え事しながら下ってくる。この現場での行動パターン。
野地板完了。現場事務所にて屋根板金納まり協議、金属工事施工図チェック。
宿題の持ち帰り極力やめよう。溜まる一方だ、現場との競争、その場での消化に心掛ける。

 石場石の家
夕方作業終了間際立ち寄ると地覆敷居が取り付いている。木はまっすぐに切るものとは限らない。
7月07日(月) また現場行ってんの
3現場巡回。一番の遠方で急ぎの課題多いのがS-CL現場、ここしばらく毎日かも。
こんな監理への時間配分、お勤めしていたころはとてもじゃないが出来なかった。監理に過剰に時間掛けるのは
経営的にはマイナスだもの。定例会議には堂々と出掛けられるが、夕方こっそり社を抜け出したり、土日に休日
返上にて現場に出掛ける・・・組織内ではその意気込みは理解されても図面書いてくれた方が社はアリガタイ。
・・・・・・そんなコトには気兼ね無しの日々。
7月06日(日) お休み
7月05日(土) 縮尺1/1

S-CL建て方中。空間を体感できる状態になる。イメージの再確認・・・・さ・て・と・・・
開口部サイズ、位置、納まりの見直し至急とりまとめよう。たまには追いつかれぬうちに・・・。
7月04日(金) 敷地選ばず
昨日は更新無し。振り返り書こうかと思うが思い出せない。現場巡回・・・周辺をぐるーり回りながら考え事。
じーっと眺め考え事。図面書くより疲労。夢にまで出てきた。

本日現場巡回から戻るとTVで「完成!ドリームハウス」なる番組を偶然見る。これが噂の・・・
金曜午後3時にこんな番組・・・もったいないと思うがテレビ東京か・・それも1ヶ月半遅れの放送。
東京では金曜夜8時のゴールデン放送・・・大好きな局なんだがなー・・・
本日の建築家は4名。いずれも話題の方々。杉浦D氏も登場だが、つい先日氏の著書
「それでも建てたい10坪の土地に広い家」・・買ったばかり。
むかし玉川学園に住んでいた頃、杉浦D氏設計の建物よく見かけたものだ。崖に建つってカンジ。
7月02日(水) 杉板t=27木材保護塗装

「石場石の家」外壁板張り色は・・・**色です。
「Sクリニック」本日、外装カラーの協議。外壁板張り色は・・・**色に決定。
いずれも設計側からの色指定、指示していない。顧客の嗜好にあわせてます。異論なし。
素材への価値観の共有からくるのか、互いのイメージのズレがない。ワクワクやる気も増す。

そうじゃない案件も多い。特に外装の素材、色を奪われると・・・以後現場への足取り重くなる。
7月01日(火) 今年も半分過ぎたんですね
記憶喪失
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