5月29日(木) 背表紙
現場での打ち合わせ帰りに鶴岡の市立図書館に寄り道。建築の書架チェック。
騙されるな、危険、安全、壊れない、シックハウス、健康、賢い等々・・・夢のないタイトルの本ばかり。
消費者心理に不安克服の教養、情報しか与えていない。悩ましいコトだ。
建築の価値ってそんなもんだけじゃない。わくわくするものだと思うのだが・・・

一冊借りる。昨年の夏から4度続けて同じ本。いつも読まずに返却。事務所に飾っとくだけ。
背表紙見るために借りてくる・・・・・・シンプルなタイトル・・・・・・「家」
5月28日(水) 一ヶ月に及ぶスランプ脱出宣言
朝一山形へ。模型材料調達。その後Y接骨院地鎮祭へ。現場の看板には設計としてしっかり当方の名前。
O氏受注の設計監理・マネジメント業務の内、設計業務を委託されたのだが、設計内容が変更されるなら
名前の公表望まないとしていたのだが・・・・・・下請け設計の悲哀。
地鎮祭後にクライアントのYさん地縄を見て「やっぱり1案目の配置、建物にしとけばよかった」
・・・「いまさら遅いですよ」・・・第1回提案にて当方、少々大胆な配置を提案。懸命の模型製作も
見事玉砕、ボツ、お蔵入りとなった。いまさらながらクヤシイと思ってくれた、気づいてくれたことは救い。

午後には庄内に戻りSクリニック現場へ。木造現場なのに立派な2階建て現場事務所が建っちまった。
監督Y君の城だな、これは。

引き続きI邸改修の現場。大工さんが一人なのだ。クライアント夫妻が手元として助っ人している。
ビフォーアフターのごとく当方も匠しなくてはならないのかも・・・嫌いじゃないけど。

本日の大移動。ずーっと車の右前輪変な音と振動。・・・・現場巡回の最後に気づいた。
ホイルのナットゆるんでるコト。一昨日ようやくスタッドレスをスタンドで脱いだばかり・・・締め忘れ。
本日、高速道路200km走行・・・・・命拾いカモ。
5月27日(火) 怒り震度5

のし紙書いてます。いや、ワープロ打ってます。
今週は地鎮祭が2つある。明日は山形市内某所、設計は数ヶ月前にあげている案件の地鎮祭。
訳あって第三者監理となる。よって当方の業務は終了済み。好ましいコトじゃないが仕方ない。
現場巡回途中、遅い昼メシ?早い晩メシ?ラーメン屋で食事中、第三者監理のO氏より電話。
「最終模型を至急製作して欲しい」・・・「イイですよ」と答えたあとに・・・・・
「メインの立面変更したから」・・・聞けばとっても無惨な変更。彼らにすれば自分も設計できるサ、
の気分なのだろう。部分取りされるコチラの思いはわからんだろう。予兆はあっただけに抵抗せず。
ラーメン伸びちまうことに気を取られ「造ります」といったものの・・・・これ書きながら今怒ってます。
5月26日(月) 怒り震度4
ちょっとヤバイかもと不安になるほど揺れました。しばらく頭がクラクラ酔った気分。
職業柄、地震から生命財産守る使命あり、周囲のことより自身の設計建物が気になる・・地震情報。

先週末土曜、新庄からわざわざシックハウス対策の内装コーティングの営業に来られたAさん。
聞けば営業は口実、かねてからHPを見ていて、どんな奴だろうと合いに来てくれた。商品のPRはほどほ
どに雑多な話題へと広がる。遠路ようこそゆっくりしっててくださいな。雑談は披露出来ないがシックハウ
ス問題について。そもそもは建材の有害性から始まり、業界もその対処してきたがそれでもコトは解決せず。
高気密住宅での発生多発が問題となり今度は機械換気にて解決しようという始末。機械換気なんてもっとも
らしく聞こえるが、希釈しましょ、すきま風のススメである。毎回その場しのぎの基準考えてる連中どんな
奴らだ、中気密住宅しかしない(それでイイと思ってる)当方からすれば馬鹿馬鹿しい。
自身の設計者としての信念に基づき性能確保はするつもりだが、これは建物の問題がクローズアップされて
いるが家具を含め家財道具全てが発生源なのだ。そしてその解決策が行き着くところ「すきま風」お笑いである
Aさんシックハウス問題が商売ネタだが、建築人としての価値観はアンチ高気密。つい盛り上がっちまった。
高気密売りにした業者さんたち今度はウチは全室換気扇付きですがウリになるでしょう。

7月からシックハウス法なるものが施行されるそうで、今晩「建築知識」購入。パラパラめくるが、腹が立つ
内容ばかりだ。分かりやすく例えるなら全て無垢の木材、土壁塗ってもシックハウスにはなる。だから部屋に
は全て換気扇をつけなさい。スイッチ入れるかはお任せらしいが・・・窓開けて換気しますは屁理屈だそうです

5月25日(日) 旅したい
波に乗れず過ぎたこの一ヶ月。創造回路完全に切れ、遂に建て直しきかず・・・
設計って好きだけど・・・・苦しい。デス。
充電期間でした。ということにしておきましょう。
ところでDASH村、お勉強になります。
5月22日(木) ありがとうございます18000円です
午後現場巡回。まずは遠い方から。Sクリニック関係の協議を土地改良区でこなし、造成の完了状況確認。
ここの学区の小学生はすれ違う見知らぬ人にも皆、「こんにちは」と声を掛けてくる。集団でやってくると
いっぱい「こんにちは」と言ってあげなくてはならない。だからこの現場の職人さんたちはやさしく
にこやかな、おっちゃんにならなくてはならないのだ。

そして次のI邸改修現場へ向かう。長閑な田舎道。が・・・突然サイレンの音。対向車無し。
バックミラーには白バイ。オレを追い越し前の車追うのかな?なんて一瞬思うが・・そんなはずないよな・・
「ここ40km制限なの知ってます?急いでるんですか?」・・・だって。
もうどうにでもしてくれってカンジ。28kmオーバー。あと2kmで免停ならなかっただけラッキーなのか。
あの白バイ、警官にしとくのもったいない。客商売むきだよ。罰金毎度ありーって。
それにしても時速40kmで車走らせるのってムズカシイですヨ。
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